ナチュラルなベースメイクを目指すなら、肌全体を均一に隠そうとしすぎないことがポイントです。
赤みや色ムラ、クマなど、気になる部分は人によって違います。
すべてを同じ厚さでカバーするよりも、
- 肌全体は薄く整える
- 気になる部分だけ必要に応じてカバーする
- 素肌感を残す部分をつくる
という考え方をすると、厚塗り感を抑えやすくなります。
ナチュラルに見えるベースメイクの基本
① メイク前の肌を整える
ベースメイクをきれいに仕上げたいなら、ファンデーションだけに注目するのではなく、メイク前のスキンケアも確認しましょう。
肌が乾燥している、またはスキンケア直後でベタつきが強いなど、肌表面の状態によってはベースメイクの仕上がりが変わることがあります。
メイク前は、
- 肌状態に合わせて保湿する
- スキンケア後すぐに大量のベースメイクを重ねない
- 肌を強くこすらない
といった基本を意識しましょう。
② 化粧下地は目的を決めて使う
化粧下地は、ただ塗るものではありません。
商品によって特徴が異なるため、まず「何を整えたいのか」を考えることが大切です。
例えば、
- 肌の色ムラを整えたい
- ベースメイクの仕上がりを調整したい
- メイクの仕上がりを好みの質感にしたい
- ベタつきが気になる
など、目的によって選ぶポイントは変わります。
何となく重ねるのではなく、必要な機能を考えて使うと、ベースメイクのアイテムを増やしすぎることも避けやすくなります。
③ ファンデーションは全顔を同じ厚さにしない
ナチュラルに仕上げたい場合、顔全体を同じ厚さで塗る必要はありません。
特に、
- 頬の赤み
- ニキビ跡などの色ムラ
- クマ
- 小鼻周辺
など、気になる部分は人によって異なります。
まずは顔全体を薄く整え、必要な部分だけ重ねるという考え方を取り入れてみましょう。
④ コンシーラーは「必要なところだけ」
コンシーラーも、広い範囲に塗ればよいとは限りません。
気になる部分をピンポイントでカバーすることで、ファンデーションを重ねすぎずに済む場合があります。
例えば、
ファンデーションを厚く塗る
→ 全体的にカバー感が強くなる
よりも、
ファンデーションは薄くする
→ 気になる部分だけコンシーラーを使う
という方法もあります。
ただし、カバー力の感じ方や仕上がりには個人差があります。
ナチュラルに見せるなら「ツヤ」と「マット」のバランスも重要
ナチュラルメイクでは、肌の質感も印象を左右します。
ツヤ感のある仕上がり
みずみずしい印象を好む人に向いています。
ただし、顔全体をツヤのある仕上がりにすると、肌質や光の当たり方によってはテカリのように見えることもあります。
マットな仕上がり
さらっとした印象に仕上げたい人に向いています。
一方で、粉を重ねすぎると厚塗り感につながる場合があります。
重要なのは「均一にしすぎない」こと
顔全体を完全に同じ質感にするのではなく、部分的に質感を調整する方法もあります。
フェイスパウダーは必要?
フェイスパウダーも、必ず顔全体にたっぷりつける必要があるわけではありません。
ベタつきやすい部分を中心に使うなど、仕上がりの好みに応じて調整できます。
例えば、
- Tゾーンはさらっと仕上げる
- 頬は薄めにする
- 乾燥しやすい部分は粉を重ねすぎない
といった使い分けもできます。
「ナチュラル=パウダーを使わない」ではなく、必要なところに必要な量を使うと考えるとよいでしょう。
ナチュラルメイクが厚塗りに見える原因
ファンデーションを重ねすぎる
カバーしたい部分が増えるほど、ファンデーションを重ねたくなります。
しかし、全顔に何度も重ねると、厚塗り感が出やすくなります。
化粧下地・ファンデーション・コンシーラーをすべて厚くする
アイテムごとの使用量が適量でも、何層も重ねることでカバー感が強くなる場合があります。
「一つひとつをしっかり塗る」のではなく、全体のバランスを見ることが大切です。
パウダーをつけすぎる
皮脂や崩れが気になるからといって、粉を重ねすぎると、肌の質感が均一になりすぎることがあります。
首との色差が大きい
顔だけを明るく見せようとして、肌色に合わない明るいファンデーションを選ぶと、顔と首の色に差が出る場合があります。
色選びでは顔だけでなく、首とのバランスも意識しましょう。
ナチュラルに見せるためのファンデーション選び
ファンデーションを選ぶときは、「カバー力が高いか」だけで判断しないことがポイントです。
確認したいのは次のような点です。
| 選ぶポイント | 確認したいこと |
|---|---|
| カバー力 | どの程度カバーしたいか |
| 仕上がり | ツヤ・セミマット・マットなど |
| 色 | 肌や首との色差が大きくないか |
| 使用感 | 重さやベタつきが気にならないか |
| 肌状態 | 乾燥や皮脂など、その日の状態に合うか |
| 使用量 | 少量から調整できるか |
「カバー力が高い=ナチュラルに仕上がらない」というわけでもありません。
重要なのは、必要なカバー力と使用量のバランスです。
ナチュラルメイクのベースメイクでやりがちな失敗
「毛穴を完全に隠そうとする」
毛穴を完全に見えなくしようとして、ベースメイクを重ねすぎると、かえって厚塗りに見えることがあります。
「ファンデーションを顔全体に均一に塗る」
顔の中心とフェイスラインでは、必要なカバー量が異なる場合があります。
「コンシーラーを広範囲に使う」
気になる部分をカバーする目的で使いながら、必要以上に広げないこともポイントです。
「崩れないようにパウダーを大量に使う」
粉を多く使えば必ず崩れにくくなるとは限りません。
肌状態やベースメイクとの相性も考えましょう。
ナチュラルメイクのベースメイク手順
基本的には次のような流れで考えられます。
スキンケア
↓
日焼け止め
↓
化粧下地
↓
ファンデーション
↓
コンシーラー
↓
フェイスパウダー
ただし、使用するアイテムによって順番が変わる場合があります。
商品に使用順序が指定されている場合は、そちらを優先しましょう。
また、すべてのアイテムを必ず使う必要はありません。
ナチュラルに仕上げるチェックリスト
メイク後に次のポイントを確認してみましょう。
- □ ファンデーションを重ねすぎていない
- □ 気になる部分だけ追加でカバーしている
- □ 顔と首の色が極端に違っていない
- □ パウダーをつけすぎていない
- □ 肌全体が不自然に均一になっていない
- □ 自分が心地よい使用感になっている
- □ メイク前の保湿が多すぎたり少なすぎたりしない
「ナチュラル=薄化粧」ではない
ここは、ナチュラルメイクを考えるうえで重要なポイントです。
ナチュラルメイクとは、単純にベースメイクを薄くすることではありません。
例えば、肌の色ムラが気になる人がファンデーションを極端に減らすと、かえって仕上がりに満足できないこともあります。
必要な部分はカバーし、それ以外は薄く仕上げる。
このように、カバーする場所としない場所を分けて考えると、自分に合ったナチュラルメイクを作りやすくなります。
よくある質問
Q. ナチュラルメイクならファンデーションは使わない方がいい?
必ずしもそうではありません。ファンデーションを使う場合でも、使用量や塗る範囲を調整することで、好みの仕上がりを目指せます。
Q. ファンデーションは薄く塗るほどナチュラルになりますか?
薄くすることだけがポイントではありません。気になる部分を適切にカバーし、全体のバランスを見ることが大切です。
Q. コンシーラーだけで仕上げてもいい?
肌の状態や仕上がりの好みによっては、ファンデーションの使用量を減らしてコンシーラーを部分的に使う方法もあります。
Q. ナチュラルメイクにはツヤ肌とマット肌のどちらが合いますか?
どちらが正解ということではありません。自分の好みや肌状態、季節、メイク全体とのバランスを考えて選びましょう。
まとめ
ナチュラルメイクに見せるベースメイクのポイントは、単純にファンデーションを薄くすることではありません。
肌全体は薄く整えながら、気になる部分だけを必要に応じてカバーすることで、厚塗り感を抑えやすくなります。
また、化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・フェイスパウダーをすべてしっかり重ねるのではなく、それぞれの役割を考えて必要なものだけ使うことも大切です。
「すべてを隠す」よりも、どこをカバーして、どこを自然に残すかを考える。
この視点を持つと、自分の肌や好みに合わせたナチュラルメイクを考えやすくなります。

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